防災の日に考える「クルマは非常用電源になる?」
2026.09.01

防災の日に考える「クルマは非常用電源になる?」
bZ4Xの電気を、災害時にどこまで使えるのか試算してみた
みなさんこんにちは
静岡トヨタ自動車 志都呂西店です
9月1日は防災の日
地震や台風など、いつ起こるか分からない災害への備えを考える日でもあります
防災用品というと、非常食や水、モバイルバッテリーなどを思い浮かべる方が多いと思います
では、普段乗っているクルマはどうでしょうか?
最近では当たり前になりつつあるハイブリッド車や電気自動車には大容量の駆動用バッテリーが搭載されています
HEVやPHEV、BEV車に搭載されているアクセサリーコンセントの機能はどんなものなのか、
※アクセサリーコンセントは車種により標準搭載やオプション設定などの違いがあります
今回は、志都呂西店の試乗車「bZ4X」で実際に家電を使ってみました

ーーーーーーーーーー災害時の電力源として強い味方になる??----------
早速やっていきます
今回はとあるスタッフの昼食(カップ麺とお惣菜)を食べるために使う電気ポットと電子レンジを
bZ4Xの非常時給電システムの電力を使って用意していくことにしました
さてさてこの「非常時給電システム」
トヨタのカタログによると車種により多少の違いはあれど、最大約5日分の電力を供給してくれるとなっています
ただしいろいろと注釈が書いてありよく分からないですよね
簡単に言うと
「家庭全体で平均400Wくらいの電気を使い続けた場合、最大約5日分の電力を供給できる」
という意味です。
400Wを24時間使うと、400W × 24時間 = 9.6kWhとなります。
これは、トヨタが想定している一般家庭の電力使用量、
1日あたり約10kWhに近い数字です。
その他に電力変換時のロスや車自体の消費電力がありその辺をもろもろ考慮すると最終的に
クルマから最大約5日分の電気を取り出せるということになります
トヨタの給電について詳しくはこちら
さぁ難しい話は終わりにして早速やっていきましょう
bZ4Xのコンセントはラゲージにあります
まずは食堂にある電子レンジを車にセット
画像非常時給電システムをONにします
非常時給電システムの
使用方法はこちら

昼食の月見つくねを用意

いつものように電子レンジを操作すると…

動いてます!!!!
車のラゲージに置いてある電子レンジが動いてます!!!
そういう機能だから当たり前といえば当たり前ですが感動です!!!

月見つくねは無事に温まりスタッフがおいしくいただきました
続いて電気ポット
こちらもコンセントをつないだ瞬間から順調に水温が上がっていきます


およそ15分で沸騰してカップ麺にお湯を注ぐことが出来ました

今回使った家電は調べたところうちの電子レンジの定格出力は1460W、電気ポットは700Wなので
それぞれ単独であれば使用できますが、両方同時に使うと上限1500Wを超えるので使えません
実際に使う場合にはその家電の定格出力を調べる必要があります
でも、HEV・PHEV・BEVのいわゆる電動車を災害時という視点から見ると、
「この大容量バッテリーを非常用電源として使える」という価値があります
もちろん、それだけで災害への備えが完璧になるわけではありません
水や食料、モバイルバッテリー、懐中電灯など、通常の防災用品も必要です
ただ、
「もし停電したら、このクルマから電気を取り出せる」
という安心感は、電動車ならではだと思います
防災の日をきっかけに、普段乗っているクルマを「移動手段」だけではなく、
「もしものときの電源」
という視点から考えてみるのもいいかもしれません。
※電力供給時間や消費電力は、車両・電気製品・使用条件などによって異なります
本記事の計算値は一定の条件を仮定した試算です
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